2025/03/02 06:50

みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは!Flower Shop KALIANg(カリアン)です。
突然ですが、3月8日は「ミモザの日」です。
この日は国際女性デーです。
ちょっとかっこ良く言うと『International Women’s Day』といいます。
イタリアでは、3月8日はミモザの日。イタリアでの花言葉は「感謝」。
また南仏では、2月にミモザ祭りが開催されます。
フランスでは、ミモザを「私がどれほどあなたを愛しているか、誰にも分かりはしない」という意味をこめて、母親や祖母に対して贈られることが多いのです。
Flower Shop KALIANg(カリアン)のミモザ商品についているタグにはイタリア語で、
L'8 marzo è il giorno in cui gli italianiregalano le mimose alle donne.
Regala mimose a tutte le donne,non solo a quelle che ami,ma anche a quelle che ti sono vicine e che si sono prese cura di te.
(訳:3月8日はイタリア人がミモザを贈る日です。愛する人だけでなく、あなたの身近な人たち、そしてあなたを気遣ってくれた人たちなどすべての女性にミモザを贈ろう)

この日は回りにいるすべての女性に感謝をする日として、恋人、妻、母などの親しい女性のほか、職場の同僚や日頃お世話になってる女性など全ての女性に感謝する日です。イタリアでは「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」とされ、ミモザの花を贈ります。
ミモザというのは正確にはアカシアというのが正しい呼び方です。
一般的には銀葉アカシアやフサアカシアをミモザと呼びます。

ミモザのをお家に飾る際の参考にしていただけますと幸いです。
さて、本日のメニューです。
1.ミモザの花材をお家にお迎えしたら
2.ミモザの飾り方
3.ミモザのスワッグの作り方
4.ミモザのリースの作り方
5.ミモザのリースのお手入れ方法
ミモザの品種についてはこちらへ→ミモザのこと②品種のこと


ミモザの花をお家にお迎えするには、お花屋さんで購入するか、ミモザの花を頂く場合もあります。
ミモザの花をお花屋さんで購入する場合は、いくつか留意点があります。
ミモザは花の種類も沢山ありますが、品種によっては花の水あげが難しいものもあります。
ちなみに水あげというのは、買ってきたお花にしっかりと水を吸わせること、です。
「つぼみが咲かない」「新鮮さが足りない」や「花が茶色くなる」など、ちょっと難しい印象を感じられる方もいるかもしれません。
そんな時には、選び方のポイントがあります。
【ポイント】
①咲いている花を選ぶ
②鮮やかな黄色の花を選ぶ
【ポイント解説】
①咲いている花を選ぶ
お花屋さんでミモザを選ぶときには咲いている花を選びます。
つぼみのミモザを買ってきたけど咲かなかったー( ノД`)シクシク…ってことはありませんでしたか?
ミモザの花を切花で咲かせようとすると大変です。
水あげ、栄養分、湿度、温度、光がバランス良くないと上手く咲くことができません。
ですから、出来るだけ咲いているのを選びましょう。
もしつぼみから咲かせたいのなら、少しコツが要ります。
ひとつは水あげの方法をしっかりしましょう。

ミモザの水あげは、切り口をたたいて湯上げをするのが一般的です。

②鮮やかな黄色の花を選ぶ
ミモザの花はちょっと繊細で、ミモザの花が咲いてくるときは湿度が必要なのですが、湿気にあたりすぎたり、水にぬれたりするとミモザの花自体が茶色くなってしまいます。綺麗なミモザは黄色がしっかりとしているので、花後ドライフラワーとなったとしても鮮やかな黄色が保てます。ただし、ミモザの花が変色したものはドライフラワーとしてもどんどん茶色くなるので、ミモザの価値が半減してしまいます。
生花を飾ったその後・・・
ミモザはドライフラワーになりやすい花材です。
ですがドライフラワーになってからは長く楽しめることもあります。
フレッシュな状態であるのがおおよそ2~3日程度。
その後、そのまま飾っていてもドライフラワーになってしまいます。

他のお花と合わせるのも良いですが、単体でざっくり飾るのがよいでしょう。
花を咲かせるのには糖度が必要ですので市販の切花栄養剤を使用するとよいでしょう。
また、乾燥してしまうとお花が咲かなくなることがあるため、風通しの良いところは避けてください。
【飾り方について】
①単体で飾る
②アレンジメントする
③スワッグにする
④リースにする
【飾り方についてポイント解説】
①単体で飾る

ミモザは細かい小さな花の集合体なのでミモザのお花を主役にするならば、やはりわさっと単体で飾るほうがよいでしょう。
そのままドライフラワーになってしまうので、ドライフラワーとしても楽しんで頂けます。
ミモザのみで飾る場合は、ミモザに合う色の器を選ぶのが良いでしょう。同系色でも良いし、反対色のブルー系の器でも良いと思います。
②アレンジメントする
春のお花と相性の良いミモザは、チューリップやマトリカリアなど春先のお花と飾りましょう。
また、黄色いお花と安定感のある花合わせはやはり黄色~アプリコット~オレンジ系とあわせるとよいですね。
③スワッグにする

春の花ミモザを玄関ドアに飾るとパッと華やかになります。
ミモザのスワッグは大変おしゃれですので、玄関先からお家が素敵に見えること間違えなしです。
また、室内に飾ってもお部屋の中がパッと明るくなります。
そのままドライフラワーになっても良いようなユーカリやバンクッシャやプロテアなどのネイティブ系のアレンジメントとも相性がよさそうです。
④リースにする

リースは永遠に途切れることのないという意味の花飾りです。
ミモザはイタリアでは「感謝」というのが花ことばであります。
ミモザの日には感謝を込めてリースを贈るのも良いでしょう。
リースは基本的には壁にかけたり、玄関にかけたりします。
スワッグ同様、お家を華やかな雰囲気にしてくれることでしょう。
ミモザ単体でもよいですが、スワッグ同様ドライフラワーとしてのちに楽しめる花材を合わせるとよいでしょう。


ミモザのスワッグは花束を作るようにほかの花材と一緒に束ねます。
KALIANgのミモザスワッグの特徴は2WAYタイプです
縦長のスワッグにナチュラルでおしゃれなラッピングが施されています。
①ミモザとほかの花材のまとめる部分の葉を取り除きます
②ミモザとほかの花材を合わせます
③ラッピングをします
④ラッピングの上から麻ひもで巻き、後ろで縛り輪っかを作ります
⑤その上からリボンを巻き、前で蝶結びにします

ミモザのリースの作り方は2通りあります。
1、ドライフラワーのリース
2、フレッシュフラワーリース
ドライフラワーリースはドライフラワーとして飾る用のリースです。飾る期間が長いのがよいのですが、ドライフラワーなので衝撃にもろいのが特徴です。フレッシュフラワーリースはいわゆるフラワーフォームという吸水できるスポンジでできたリースベースにフレッシュなミモザを挿します。フレッシュを保てるのが特徴なのですが、水をこまめにやらないといけないという特徴があります。
1、ドライフラワーリース

①ドライ蔓のリースベースにユーカリなどのドライフラワーになっても良いリーフをグルーガンでつけていきます
②その後5~10センチ程度に細かくしたミモザをやはりグルーガンでつけていきます。
③ポイントは葉の向き、花の向きが同じ方向になるとよいでしょう。
2、フレッシュフラワーリース

②ユーカリなどの葉のものを細かく切り分け、リースフォームに挿します
挿す向きは同じ方向に挿していきます。
③ミモザを細かく切り分けして、リースフォームに挿します
挿す方向は同じ方向に挿します。


ミモザのリースでも、ドライフラワーのリースはほとんど必要ないお手入れですが、
フレッシュフラワーリースは、定期的にリースベースに吸水が必要となります。
リースを飾っている壁、もしくは扉から外します。
地面に置くか、大きなシンクにおきます。
上からお花にかからないようにリースベースに向けて水をかけまわします。
しっかりと水が切れたら再び壁や扉にかけてください。
風の強いは水やりの頻度を増やしてください

ミモザの色々を紹介してみました。
詳しくはまた次回告知いたします。
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この話の続きです。
ミモザの品種についてはこちらへ